こんにちは。べすてぃーずです。
今回は、番外編の投稿です。
唐突ですが、観劇ファンの皆様に尋ねます。
舞台観劇を趣味として続けていくのって大変ではありませんか?
普段舞台を観ない人にとっては、舞台観劇のイメージはどのようなものでしょうか。
- お金持ちの優雅な趣味
- 舞台に時間とお金をかけられて心に余裕がありそう
- ずっと座りっぱなしで体が楽そう
- 年齢を重ねても長く続けられそう
ざっと挙げる限り、上記のようなものでしょうか。
本当に優雅で楽な趣味なのでしょうか。
今回は、舞台観劇歴8年目の執筆者が思う、「舞台観劇を趣味にする上で大変なこと2点」について、投稿します。
目次
舞台観劇の大変な点①体力が必要
舞台観劇を趣味にする上で大変な点の1つ。
ずばり体力です。
え?体力?舞台観劇って座っているだけだから、体力的に楽じゃないの?
と普段舞台を観ない人は、疑問に思うのかもしれません。
しかし、舞台観劇は体力が必要なものです。
まず、観劇当日に劇場に行き、座席に3時間ほど座っていられるほどに体調を整える必要があります。(いわゆる体調管理と呼ばれるものですね。)
腹痛や頭痛、鼻づまり、咳…そのような状態では当然舞台に集中することはできません。
熱などあったら、劇場まで移動するなどもってのほかです。
当日劇場に行けないと、金銭的にもマイナス面があります。
公演中止にならない限り、基本的に主催から返金はありません。
当日に行けない場合は、自身の知り合いや他のファンに譲るなどしないとチケット代が返ってくることはないのです。
当日に体調不良で舞台を観に行けなくなると泣きを見る結果になるのです。
また、観劇中も体力を消耗します。
特に座り仕事をしたことがある人ならばわかるかと思いますが、所定の位置に長時間座り続けるということも見た目とは裏腹に体力を消費するものです。
座り仕事の体の影響は、以下のようなものがよく取り上げられます。
肩こり、眼精疲労、足のむくみ、腰痛…
上記のような症状は、長時間同じ姿勢をしていたり、PC画面を長時間見続けたり、という事務仕事ゆえの体の使い方をするため引き起こると言われています。
(しかし、私は上記の症状は心的ストレスも要因の1つではないかと思います。事務仕事というのは、精神的ストレスがかかるものですし…。)
舞台を集中して観ていることもあり、舞台を観終わると肉体的疲労を感じるのです。
舞台観劇の大変な点②事務処理能力が必要
次に、舞台観劇を趣味にする上で大変な点の2つめ。
まさしく事務処理能力です。
事務処理能力というと抽象的ですので、「スケジュール管理能力」「管理能力」と小分けにして説明します。
スケジュール管理能力が必要
舞台を観るためにはチケットが必要です。チケットを手にするためにはチケットを手配する必要があります。チケットの管理をする必要があります。
舞台のチケットの販売日を逐一調べてメモし、販売日に予約することが
チケットの販売日で販売する公演の日程が曲者なのです。
2か月後の公演ならまだしも、半年後、1年後の公演を販売することが珍しくないのです。
これは、チケットの販売前に観客は自身の半年後、1年後の予定をあらかじめ把握しなければならないことを意味します。
遠方の公演を観に行く場合、新幹線や飛行機に乗ったり、宿泊したりすることがあります。その際には、新幹線や飛行機のチケット、宿泊先の予約が必要になります。
公共交通機関の時間、宿泊先のチェックイン、チェックアウトの時間を把握しなければ当日に観劇ができません。
大変ですよね…。
管理能力が必要
チケットの予約に参加する際にも、注意点がいくつかあります。
ファンクラブ(主催公式の会員など)の方が一般先行(非会員)より先にチケットの販売をします。希望の座席がある場合などは、ファンクラブ販売の方が有利です。
ファンクラブに入会するには前もってパスワードやクレジットカードを登録する必要があります。
ネットでファンクラブ先行に参加するためにパスワードを記録していないと希望の座席をスムーズに予約することができません。
紙のチケットの場合、観客がコンビニなどで前もってチケットを発券しなければならないことが多いです。公演日までにチケットを発券し、観劇当日に紙のチケットを持参しなければなりません。
とにかく舞台を当日に観るまで管理の連続なのです。
まとめ 体力と事務処理能力を要する大変な趣味
舞台観劇は体力と事務処理能力がないと続けられない大変な趣味です。
「マチネ(昼公演)とソワレ(夜公演)の両公演を1日で観る」ことを「マチソワ」とミュージカル好きな方はよく言いますが、私はマチソワができる人は超人だと思います。
マチソワをする人は昼と夜で異なる演目を異なる劇場で観る人が多いからです。
チケットを予約する前にマチネとソワレの開演閉演時間、マチネの劇場とソワレの劇場の移動時間を計算して予定通りチケットを予約することは、並大抵のことではありません。
中にはマチネとソワレで県を跨いで移動される方もいるようですので、場合によっては新幹線、飛行機のチケットの予約もしているのです。
マチソワができる人は体力と事務処理能力がすごいなと思います。
私は、マチソワする体力と事務処理能力がないので、マチソワはしないと決めています(笑)
舞台観劇は大変な趣味ですが、観劇の感動はひとしおです。
だから、世の舞台ファンは観劇を続けるのだと思います。私もそのファンの1人です。