すでに横浜高島屋での開催期間は終わってしまいましたが…「出版160周年記念 『不思議の国のアリス展』」
(横浜高島屋2024年4月17日(水)~5月6日(月・祝)開催)の感想です!
目次
全体的な印象
『不思議の国のアリス展』というより『不思議の国のアリスと鏡の国のアリス展』と命名した方が良さそうな展覧会だなと思いました。
展覧会を大きく2つに分けると、前半は『不思議の国のアリス』、後半は『鏡の国のアリス』という展示内容でした。
①原作者と挿絵の担当者らの簡単な紹介
②『不思議の国のアリス』の挿絵と物語紹介
③『鏡の国のアリス』の挿絵と物語紹介
②③は基本的に小説の挿絵を見ながら、小説の展開を見ていく…という流れでした。
(②では、アリスを題材にした白黒映画が流れていたり、アリス・リデルさん(アリスのモデル)の写真など飾られてはいました)
とにかく「学ぶ」というよりも「視覚的に楽しむ」要素の強い展覧会でした。
一部の資料以外は写真撮影OKでした!
見どころ
原作者ルイス・キャロルの絵
原作者ルイス・キャロルの絵が見られたので、貴重な体験でした。
『不思議の国のアリス』の原型となった『地下の国のアリス』の挿絵は、ルイス・キャロルが担当したようです。
ルイス・キャロルの絵が味があっていいな〜!と思いました。
ルイス・キャロルのアリス
ディズニーのアリスでも好きなシーンの1つ!芋虫の登場!
芋虫がなかなかな見た目…。
ディズニー版にはない場面。面白い絵ですよね。そしてシュール…。
フォトスポット
フォトスポットもありました!
『不思議の国のアリス』って絵にしても映像にしてもとても映える題材ですよね。
まとめ
ディズニーのアリスには慣れ親しんでいたものの、原作を読んだことがなかったので新鮮でした。
(原作の『不思議の国のアリス』ってどこかとっつきにくい印象があったので、読んだことがなかったのです…)
本展覧会で初めて知ってびっくりしたことといえば、セイウチと大工、牡蠣、喋る花たち、トゥードルダムとトゥードルディーというお馴染みのキャラたち。
原作だとこれらのキャラが登場するのはなんと『鏡の国のアリス』なんですね。
ディズニーの『不思議の国のアリス』は、不思議の国と鏡の国の物語を掛け合わせた物語なんだな~とびっくりしました。