こんにちは。べすてぃーずです。
今回は、劇団四季『ゴースト&レディ』の舞台オリジナルキャラのエイミーが看護婦を辞めるまでの心理変化をべすてぃーずなりに分析してみました。
私が以前投稿したゴースト&レディを初めて観た時の感想は、こちらです。
参考程度にぜひ読んでいただければ嬉しいです!
目次
舞台オリジナルキャラ「エイミー」とは
まず、エイミーというキャラの説明をざっと。
「エイミー」は舞台オリジナルキャラで、原作の漫画には登場しません。
エイミーは「フロー(フローレンス・ナイチンゲール)率いる看護団に属する新米看護婦」で「フローの後輩」で、「仕事ができない」と悩んでいる若い女性です。
エイミーは、劇中で仕事に悩み、最終的に看護婦を辞め、勤めていた野戦病院を退職します。
仕事ができない。仕事辞めたい。今の職場から逃げたい。
と悩んでいる方はこの投稿を読んでいる方の中にもたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。
仕事で悩んでいる人にはエイミーは共感を呼ぶリアルなキャラクターだと思います。
「本当に不器用ね!包帯すら巻けないなんて!」と発言する先輩看護婦
「本当に不器用ね!包帯すら巻けないなんて?!」
先輩看護婦(フローではない)が包帯を巻くのにあたふたしていたエイミーに向かって言う台詞です。
嫌な言い方…。
こういう言い方する人、リアルにいますよね…。
私も現実に何度か面と向かって似た台詞を言われたことがありますが、腹の立つ言い方ですよね。
「〇〇すらできないなんて!」とか「なんで〇〇できないの?」とか他人に向かって言う人は、上から目線なんだと思います。
「自分はできる」と思い込んでいるからこそ他人に対して「こんなこともできないの?!」「なんでできないの?!」という言葉がポロッと出てくるんだと思います。
声に出して本人に直接言うのは、自分よりも立場が下だとか格下だとか相手を見下しているから…でしょうね。
往々にして上から目線な人は「立場」や「権力」にめっぽう弱いです。
だから、上から目線な人は自分よりも年次が上の人、上の立場の人には何も言いません。
むしろ上から目線な人は立場が上の人や権力者にはとても従順です。
(基本的に小心者なのだと思います。)
団長のフローが先輩看護婦に「そのような言い方は何だ?」とつっかみかかれば、エイミーはまだ職場に対して
ただ、フローは「エイミー。1番辛いのは患者さんよ。患者さんの前では笑顔でいなきゃ」と言うだけで、上から目線の先輩看護婦には特に何も言いません。
この時点でフローはまずい対応をしていると私は思います。
もうこの時点でエイミーは、看護婦という仕事内容もですが、職場の人たち(野戦病院の看護婦たち)に対しても「絶望」しているんじゃないかと思います。